東大レスリング部について
レスリング部の方針
私たちは練習が週2回のみです。夏休みなどの長期休暇は木曜日にも練習していますが、それでも週3回となっています。
当然新入生のみなさんは「この練習量で勝てるのか。」と疑問に思われることでしょう。
確かに東大レスリング部は、他大学に比べると圧倒的に練習量が少ないです。また、部員全員が大学からレスリングを始めており、経験の差も歴然としています。
しかし、だからといって勝てないかといったらそうではありません。
当部では、2012年・2013年に2年連続、更に2018年は春季・秋季共に新人戦優勝者を出しています。ソクラテス杯・各区大会などでも優勝者・入賞者を輩出しています。レスリングを始めたばかりの新入生が1年以内に初勝利を収めることも不思議ではありません。
不足している練習量と経験をどのようにカバーするのか。
私たちは練習の質・効率が重要だと考えています。
頭を使った”考えるレスリング”で、効率良く論理的に技を会得し、追求していく。弱点を見つけ、一つ一つ対策を考えて苦手をなくしていく。どのように点を取るのが最適なのかを考え、個々人が自身の特徴や強みを活かした戦略で試合に臨む。こういった工夫を行って「週2回・大学始めでどこまで勝てるのか」という挑戦を行っています。
鍛えた技術と筋肉で掴み取る勝利は、忘れられない思い出と、強固な自信を与えてくれることでしょう。
レスリング部はいつでもどなたでも歓迎しています。高校までの運動経験も一切問いません。
ここで、私たちと一緒に挑戦をしてみませんか?
雰囲気
練習では技術向上に向けて各自が真剣に取り組んでいます。そして同時に、レスリングそのものを”楽しむ”ということも大切に練習をしています。OBの方々や出稽古に来てくださる方々も交えて、楽しい練習・来てよかったと思えるような練習を目指して活動しています。
また、私たちの部の大きな特徴として、現役部員とOBの近さが挙げられます。普段の練習から何人ものOBの方にご好意で参加していただいています。年に数回行われるOBの方々との納会では、普段練習には来られない方も参加し、とても盛り上がります。
「レスリングを核に、ひとつに集まれる団体を作りたかった」という創部者、根本OB会長のお言葉通り、創部して40年以上たった今でも、たくさんのOBの方々に来ていただける暖かい雰囲気を持っています。現役部員も「レスリング」を核とした、色々な経歴を持った部員が集まっており、試合会場や他大学・社会人クラブとの合同練習でさらに色々な人と知り合うことが出来ます。
皆さんの入部をお待ちしています!